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    熊本地震を振り返って:その2熊本市内激闘編-後編

    • 2016.05.23 Monday
    • 17:58
    前回のお話

    熊本市内にて震度7の直撃を受け

    命からがら脱出した我々は

    冷静さを取り戻し、

    何か出来ることは無いかとまずは市内の病院へと向かったのだが

    混乱極まる現場では手を貸すことも出来ず

    他所へと再び向かったのであった




    一先ず病院を後にして市内中心へと向かう、
    道中は車載のラジオを音量最大で流して(情報がある事である程度パニックを抑えられる)
    地震速報があれば周辺に注意を促しながら回りつつ、
    暫く移動を繰り返した後、街中にある広場で近隣の住民が避難して来ている所に辿り着く。
    皆、着の身着のまま飛び出したといった様相で、街灯がろくに無い暗い広場に座り込んでいました

    とりあえず避難してきていた人等は皆、
    広場にベンチが余り無く暗い地べたに座り込んでいたので
    せめて明かりと座る所を改善しようとしたが、
    近場にあった竹中工務店に応援を頼むも素気無く断られ、
    持参していた物で何とかするしかなかった

    こういう時でも現場で培った技術が活かせるので、ある程度は何とか出来たりする物だが
    人手も足りず、いかんせん消防や警察・自衛隊のような見た目分かり易い者ではなく
    急にやってきた地元の人間でもない、ましてや「くまもん」のような出で立ちでは
    半ばパニックになっている一般人の避難者に、
    指示を出し作業を頼んでも怪しまれて協力を取り付けづらいし
    唯でさえ地震直後で不安な上避難してきた、女性やお年寄りを余計に怖がらせてしまう

    そこで近場で交通整理をしていた数人の警察官に声を掛け
    一人でも付いてきて協力して欲しいとお願いするも、
    指揮系統が混乱し、上の判断を仰げないのでここから動けないと言われ断念する
    せめて警察官が一人でも居てくれれば身元の保証にもなるし、
    避難して来ている集団も幾らか安心すると思ったがままならぬ物である。

    その間もラジオで地震情報を流しつつ、とりあえず座る環境だけでもと
    持参していたブルーシートを引き、手持ちの布等を声を掛けながら配り歩いた
    その時偶然にもTV局の取材を受け、現状を訴えたがその大部分は表沙汰にならず
    その後、局側からの取材の約束も果たされることは無かった
    他のマスコミも1〜2週間はネガティブな事を放送しない規定のようだが
    避難所の問題しかり、被災地域に入り込む窃盗団や暴行を働く不逞の輩
    ボランティアの皮を被った怪しげな団体等々
    その一週間の間に溜まった問題は後々まで後を引く毒のようなものである。

    全てをありのまま報道するのが良いのかどうかは分からない
    ネガティブな事でパニックになったり不安を覚える人も出るだろう・・・
    が、熊本で実際に見た中でも、ただ被災地がんばってます、
    物資救援義捐金をとそれだけを声高に報道するだけではなく
    想定できる危険だけでも報道で注意を促しておけば
    防げたかもしれない危険は幾らでもあったはず
    今回の熊本で見回った範囲だけでもこれらの問題に対する危機意識は少なく
    適切な報道をすることで幾ばくかマシになったものもあると思われた。


    ・・
    ・・・
    夜が明けるまで断続的に地震は続き、ろくに休めぬまま空が白み始め
    明るくなった町を改めて探索する・・・
    そして悲劇は始まった、寝不足・疲労・断続的に来る地震からの緊張と緩和
    それらは確実に緑レンジャイのお腹を蝕んでいたのである
    *緑レンジャイはくまもn・・青レンジャイに夜中の2時に叩き起こされ連行された同行者である

    ・・・ホテルでトイレ行っておけばよかった・・・
     
    現代においてトイレの多くは水洗式で、田舎ならば汲み取り式もあったかもしれないが
    ここは熊本市内、当然コンビニのトイレも公園のトイレも水洗式である
    そして、この時すでに市内は水のライフラインが破壊され断水していたのであった・・・

    災害時に一番不便になるのがだと思われる
    電気も変電所や鉄塔・電柱がズタズタになれば早期復旧は難しいかもしれないが
    工事現場等でもある小型の発電機などを使えば小規模ながらその場凌ぎで復旧は可能、
    明かりも蝋燭等があるし、懐中電灯等使えば手元や小範囲でなら照らすことが出来る、
    ガスもプロパン等を使えば炊き出し等ならば出来ないことも無い。
    だが水は用途も飲食・調理・衛生等と幅広く
    その使用量に反して給水は大変で、水道管は地中に埋まっており
    復旧も飲料水として使えるまでには大変な時間が掛かるだろうと想像出来る。

    ・・・ほんとにトイレ行っておけばよかった・・・
    どこかトイレが使える所は無いかと探し、川沿いのテニスコートが有る広場へと着いたが
    そこにあるトイレも水道管が破壊されており、当然水も流れないので汚物の山となっていた
    恐らく断水から公衆トイレの類はどこも水が流れないから似たような状況になっていたかと思われる。

    そして車の方もガス欠寸前で、これも昨日の内に給油しておけば良かったが後の祭り、
    ガソリンスタンドでは地震の影響で給油機にストッパーが掛かっていて
    どこのガソリンスタンドも給油出来ない状態
    になっていた。
    *奇跡的にガソスタでトイレが使えたので緑レンジャイは事なきを得るが
     被災地域でのトイレとガス欠受難はまだまだ続く。

    一先ずこのままでは活動出来なくなるので、
    宇土の、米谷さんの所へ車が止まらない事を祈りながら撤退するのであった。

    JUGEMテーマ:大地震

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